宮崎・高千穂の天岩戸橋のカラーコーディネート
宮崎・高千穂の色彩計画について
2018年、7月24日に宮崎県の景観まちづくりアドバイザーの仕事で宮崎県、高千穂に行ってきました。「天岩戸まちづくりワークショップ」にてカラーコンサルタントとして天岩戸橋に新しくできる歩道橋の色彩についてお話しました。
お仕事終わりの19時スタートでしたが、30名もの地域の方が参加され、新しくできる歩道橋の高欄の色、舗装の色、下を覗くガラス床などについて意見交換し、発表しました。まちづくりのWSは3年目で今回で7回目ということもあり段取りもよく色んな意見も出て私も有意義な時間を過ごさせてもらいました。
カラーコンサルティングで大事なこと。周辺に配慮した色、地域に親しまれる色を考えるには…
1、地域らしさを感じる色
2、周辺環境にふさわしい色
3、経年変化による色の変化
4、視点・距離・角度による見え方
5、自然の変化する色との調和
橋という機能性も考慮し、安全性や行き交う人の感じ方を加味するとふさわしい色彩が絞られ、調和のとれたカラーコーディネートになります。


高千穂のみなさまと色彩についてのワークショップ
色・形・周辺の様子が分かりやすい資料が準備されていました。
私は色の個別のイメージや橋そのものの色だけ考えるのではなく、季節とともに移り行く木々の色なども考慮するとより素敵な風景がいかされるカラーコーディネートになることをお伝えしました。


各グループで話し合った後、発表をいたしました。
次の日は、早起きして高千穂峡を散策
福岡市内は連日猛暑でぐったりでしたが、高千穂の朝はとっても涼しく早起きして高千穂峡を散策しました。
朝の6時、この景色を独り占めです。アップダウンがあり歩くと少し疲れますが心地よい風と景色に癒されました。ホテルへ戻る途中の高千穂神社も静かで心地よかったです。




仕事では初めて訪れた高千穂へは、福岡から高速バスで4時間近くかかりますが、風景がすばらしくそこを大切にしている地元の方と色彩についてお話できました。次回は紅葉の美しい秋に、カラーコンサルティングさせていただいた橋の完成を見れたらいいです。