宮崎市、大淀川のポンプ場カラーシミュレーションでの色彩提案
随分前の色彩提案ですがパース図を使ったカラーシミュレーション作成事例としてイメージしやすいのでご紹介します。
通常パース図は建設会社や建築士さんが描くことがほとんどですが色彩設計はおおまかにしかされないことが多いです。パース図は色を決めるより形や機能を決めることが優先されるので当然ですね。色彩は一番最後になりがちです。
宮崎市内を流れる大淀川は景観に配慮されている重点地区になっています。高さや色彩に規制があります。
太田ポンプ場カラーシミュレーション
最初に渡されるパース図は白い外壁でかかれていることが多いです。

毎回プランA プランB プランC
カラーコンサルティングで建物の色彩を提案するときは3プラン作っています。1つだと選べないし、3つ以上だと選ぶのが難しくなる気がします。3つプランを作って一番いいと思われるプランをベースにさらに展開してさらに相応しい色彩を探すこともあります。
淀川ポンプ場カラーシミュレーション

プランA プランB プランC
同じ時期に建設されるポンプ場だったので、同じテイストになるようにコーディネートしましたが実際はお揃いにはなりませんでした。カラーシミュレーションは建設する前の色彩を選ぶ重要な資料です。
口頭でのカラーアドバイスだけでは、専門家以外の方はわかりにくく、共通のイメージを持つのが難しい場合があります。