アメリカ色彩紀行③ ニューヨーク・ブルックリンの色彩
2019年4月4日、快晴。
ニューヨークでも人気のエリア、ブルックリンの街の色彩をご紹介します。インテリアでも黒を基調としたブルックリンスタイルが流行っていますが、本当にカッコいい建物やアートが多く、世界中から沢山の人が訪れ、観光地としてにぎわっていました。
ブルックリン橋からの風景





本当にいいお天気でニューヨークの景色が楽しめました。ブルックリン橋は自由の女神にも近いのでお天気がいい日に観光できれば一緒にまわるといいですよ。帰りのフェリーからも小さく見えました。
ブルックリンの街の色彩
マンハッタンから歩いてブルックリン橋を渡りました。とてもいい天気で汗ばむ陽気でした。春先のニューヨークは暑かったり寒かったりします。途中半そででもいいくらい暑い日もありました。
重厚な木造のブルックリン橋とマンハッタンにそびえたつ高層ビルが圧巻の風景です。橋の途中で絵を売っていました。ブルックリン橋を見つめるニャンコの絵で後姿がうちのすずにそっくりで思わず買っちゃいました。クルクルまるめて持って帰るのが大変でしたが、額装しないとと思いつつ、今でも冷蔵庫に貼って飾っています。


私の中でブルックリンの街並みを代表する色は赤いレンガに黒っぽいダークカラーです。まさにイメージ通りです。マンハッタンの都会的なビルの色と違って温かみ親しみが感じられる街の雰囲気です。看板の色も黒ですっきりとしたデザインが街に調和しています。


赤いポストを発見。アメリカのポストは濃いブルーが主流なのですがブルックリンは原色の赤と黒の何度も塗りなおされたポストでした。
よく見ると細かな装飾がされていて凝ったデザインです。


ニューヨークの紫色の高速道路
ブルックリンでお茶をして、少し休憩して黄色いフェリーで対岸に戻りました。フェリーからこの高速道路の橋桁の色をみて興奮しました。かっこいい、むーらーさーきー、やん!!近くでみたい!!

景観アドバイザーとして橋梁の色彩計画に携わり橋桁の色を提案することもあるのですが、私には提案できる色の選択肢になかったです。これだけの存在感があり形状がラインで、このパープルがこんなにいい感じに街と調和しているのにびっくり、まだまだだなと思うがっくりと複雑な心境でこの色を測色しました。日塗工にはない色で、近い色をひろっています。


ハイラインからみた工事中のビル
工事中のオレンジ色の保護ネットが珍しくて。日本ではグレーやグリーンが多いです。建物が赤いレンガが多いのでそんなに目立っていなく工事も楽しくなりそうな色彩でした。


色彩を通して街をみたり考えたりすると今まで気づかなかったことが沢山あります。本当はもっと欲張って写真も沢山撮って、色も見たかったのですが、眠いのと疲れで力尽きました。
おススメグルメ、チェエルシーマーケットのロブスター
もう少しお付き合いくださいね。
色を見ながら、考えをまとめながら観光して、お楽しみのランチ。前回行ったときはシェアして食べたのですが、どうしても1匹食べたいと思って今回念願かなってひとり1匹ロブスターをいただきました。3匹も注文しましたよ。写真を並べてとれば良かったです。あと、スープも美味でした。
色々ご馳走になりましたが、私はこれが一番美味しかったです。なかなかのお値段ですが、お試しください。
チェルシーマーケットはビスケットのナビスコの工場をリノベーションして作られたショッピングやグルメが楽しめる場所です。ガイドブックにも載っているのでNYに行く際はお土産や自分用にお洒落なものを見つけに行ってみてくださいね。

エンパイアステートビルからの夜景

この日は、ハードな一日でペイントショップも何軒かまわり視察をしました。
そろそろ和食が恋しく、福岡ではおなじみの「うどんウエスト」でディナーをいただきました。お出しの味に癒されました。庶民の味方うどんウエストはニューヨークへ行くとびっくりするほど高いです。お店は日本語と併記されたメニューでアジアのお客さんも多く和む雰囲気です。NYに一緒に行きたいという方が数名いるので、次回機会があればここで宴会を企画したいと思っています。